Ricoさん、ピンゼルのマリヤを描く

彼女がウクライナに旅立ったのは「18世紀半ばに開花したウクライナの至宝、謎の彫刻家ピンゼル」の「聖マリア像」に出会うためです。

聖マリアの頬に伝わる涙、嘆きを体現する体の動き、そして、20世紀のキュビズムにも通ずる複層的に五感いや第六感までも刺激してやまない特徴的な衣、周りの空気を一変させる圧倒的な存在感を放つ金色の木彫像。(この聖マリア像の紹介文はRicoさんに貸していただいた片山ふえさんの『オリガと巨匠たち』を参考にさせてもらってます)

Ricoさんの絵からは描かれた人物のひととなりや感情までもが伝わってきます。作品展では聖マリア像をさまざまな和紙と卵の殻などを使ったモザイク画として表現され、ピンゼルが彫刻に傾けた思いまでも伝わってきそうです。

旅の感動とともに平和への思いを込めた「Rikoの宝旅展」は2月15日から26日まで。


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