2024.11.05 13:17見てくださいこの作品「瞳景ーUMI」は2012年京展賞を受賞されたもので、今年2024年アトリエ悠企画展「月日貝」においても展示していただきました。アクリル板にインクジェット印刷 W1900㎜×H600㎜
2024.11.02 14:29自然の造形を作家の造形へ花屋さんから注文した生花が届けらます。けれども、色・咲きよう・枝ぶり等々はその時までわかりません。器を前に花が次々と活け込まれ、新たな形で花が活きていきます。限られた時間の中で計画と即興を織り交ぜながら、自然の造形を作家の造形へと見事に変容。柳生千翔さんはこの活け込みを「一期一会」として捉え、熟考し、丁寧に取り組まれます。吉田豊照先生ほか2名の方の出瓶もあります。小原流いけばなをぜひお楽しみください。展示は11月3日4日の二日間です。
2024.10.24 13:26風景にある光 - 水彩画とアクリル画風景にある光について水彩画の松島洋一さんとアクリル画の岡本直さんに描き方の違いを教えていただきました。松島さんは光の透明感を計算して白い部分には絵具を置かず、水彩画用紙に一気に風景を描き上げていく。岡本さんは用紙にアクリル絵の具を積み重ねて光をじっくり描いていく。白い色も。松島さんの作られる木のおもちゃにはずっと遊んでいたくなる楽しさがあり、岡本さんが話される教え子の話にはずっとつづく温かさがあります。お二人の風景画の光と空の描写からは共通して心休まる思いが広がっていきます。描写の違いとともにご鑑賞いただければと思います。10月25日(金)~27日(日)の午前10時~午後5時まで。
2024.10.19 13:30小津映画の魅力が活きる遊花調太秦撮影所で半世紀以上現場を支えてこられた濱口さんが小津安二郎監督について熱く語られ、会場が盛り上がったところでいよいよスタート。今夜も遊花さんの七色の声に魅了されながら無声映画を堪能しました。鑑賞後の突貫小僧のエピソードも面白かったですよ。
2024.10.02 13:56世界の子ども絵展 IN伏見 20241999年、ThePASS(ThePrivate ArtSchool Society)のメンバーはカンボジアのプノンペンに向かいました。それぞれの大きなスーツケースに子どもたちが使う画材をいっぱい詰めて。絵のモデルは当時プノンペンで一頭だけ働いていたゾウ。大きなゾウが会場に到着し、大きな画用紙と初めて触れる絵具や筆を手にしたとき、子どもたちはどれほど目を輝かせたことでしょう。会場の周りで柵にしがみついてこのイベントを見つめる多くの子どもたちも招き入れられ画材はみんなで分け合われました。ひたすら描くことを楽しみ、感じたままを集中して描きあげた子どもたちの絵が展示されています。写真手前の箱は子どもたちがヤシの葉で作った昆虫。器用にあっという間に作ってくれた...
2024.09.21 09:58「かさね」という名の...「ねこのパジャマ」[the cat's pajamas]は英語の俗語で「とってもステキなモノ」という意味。aobaさんのシンプルなラインのイラストはスッと心になじみます。女の子は無邪気な子供のようであり、多感な少女のようであり、あの日の自分のようでもあり。aobaさんの絵を眺めながらお茶を飲むと、ほっこりします。私は猫は苦手です。でもaobaさんの「ねこ」には癒されます。aobaさんは保護猫を譲り受けて「かさね」と名付けました。松尾芭蕉と曾良が那須辺りで出会った愛らしい女の子の名前です。写真はアトリエ悠七宝体験会でaobaさんが制作した作品にタッチするかさねちゃん。女の子とねこのイラストが重なる気がします。コラージュ作品や立体作品など、好奇心旺盛な女の...
2024.09.09 00:52ヒラメキ・トキメキ・メキメキアート企画「月日貝」展が始まります。作家のヒラメキにトキメキ、心に頭に力がメキメキ湧きあがります。37名の作家のご参加を得て9月11日(水)上弦の月から9月16日(月)十三夜の月まで。今日は三日月、中秋の名月は17日、満月は18日です。太陽と地球と月・海の満ち潮と引き潮、自然の造形「月日貝」楽しんでください。「アートを身近に🌙」
2024.08.19 12:21「月日貝」自然のアートを料理するアトリエ悠アート企画展「月日貝」にヒラメキが集まってきています。アート企画展は、同じモノ・コトが個を通したときに異なるモノ・コトが創造される面白さを展示したいと思い始めました。アート企画2回目となる今年は「月日貝」。今年この年齢にして初めてこの貝殻を手にしたとき、「東の野に炎の立つ見えて…」という万葉歌がよぎりました。自然はとうの昔に海の底で月と日を一体化させていたことにも衝撃を受けました。しかも美しい姿で。企画展では異なるジャンルの作家の作品から大いなるインスピレーションを受けてください。また、この企画展ではこどもたちの参加を歓迎しています。子どもたちが参加することによって、アート作品に気軽に触れ、個性を生かす表現を追求するきっかけとなればと思ってい...
2024.07.31 23:08なんとなく つながっているようで つながっていないようで 何枚ものコラグラフ(コラージュする版画)がアトリエ悠の壁面に合わせて次々と小気味よく展示されていきました。「なんとなくつながっているような、つながっていないような」関係。アキコハセガワさんは現代のあいまいな世界を表現されています。配置の妙はもちろん、額に入れない版画紙そのままの1点ずつの味わいもプラスされて、さまざまな想像がかきたてられます。8月10・11・12日はプレス機を使って実際に版画体験ができます。オリジナル版画を使ってグリーティングカードやアクセサリーを作る方法も教えてもらえます。とっても暑い時ですが涼しい部屋でたのしいひとときをお過ごしください。
2024.07.09 06:24水墨画からコンチキチン♬が聞こえる⁉コンコンチキチンコンチキチン♬ 京都に夏の訪れを告げる祇園囃子は、祭り好きの心をはやらせ駆り立てる音色です。祇園祭を愛してやまない水墨画家小森文雄さん。今回は祇園祭をテーマに展示していただきました。小森さんの水墨画だけでなく、ご自身が集められた貴重な祇園祭コレクションを和室に展示しています。暑い夏、冷房のきいたgalleryでひとときを過ごされれば、水墨画からコンチキチン♬と聞こえてくるかも。前祭山鉾立が始まる7月10日(水)~後祭宵山7月22日(月)まで。会期中、小森さんの在廊予定は祭り次第です(笑)
2024.06.18 02:14はるきさんの「こころどうくつ」たんけんアトリエ悠ギャラリーがはるきさんの「こころどうくつ」になりました。「アイデアがうまれるきっかけ。いつも。心に穴があいたとき。前を向くために焼いた七宝。作品たちは私に解決のヒントをくれたり。励ましてくれたりします。心の穴とその先の景色がどうか優しくてやわらかいせかいに!なりますように。」(どうくつにある金文字より抜粋)和室に原画が展示されています。小さな作品たちは、張り詰めたり傷ついたりして疲れてしまった心をふんわりいたわってくれる気がします。愛おしくなります。はるきさんはその作品たちを手間をかけて七宝作品に。心の穴と向き合って探し当てたやわらかな世界は無線七宝のやわらかい表現にマッチして永遠の命を与えられました。(七宝焼きは色褪せません。ツタンカーメン...
2024.05.21 08:59「思い地蔵」とみっちゃんのラジオ公開録画笹葉水智さん(みっちゃん)はインターネットラジオのプロデューサー。いやしとわくわく空間を創るその番組名は「みんなのゆめかなRadio」ヽ(^。^)ノ会期中の5月25日(土)にアトリエ悠で公開録画をされます。気軽に立ち寄ってください。みっちゃん作の「思い地蔵」や満面えがおのパペットが出迎えてくれます。公開録画のあとは「思い地蔵のワークショップ」「丸太の台に文字を書き込み、球体には、顔を書き込み、組み立て、パワーストーンを持たせて出来上がり!制作している時には、あなたの夢、願いの思いを込めて頂き、仕上げていきます!それを、あなたの部屋に飾り、未来のワクワクを引き寄せてくださいネ!!」(みっちゃんより)笹葉水智展は5月22日(水)~27日(月)・13時~17...